ライカ DⅡ

ライカが1932年に発売した ブラックペイントのDⅡ です。

前モデルのライカC型からレンズ交換ができる本格的なシステムカメラとなったのですが、
距離合わせは1926年発売の量産モデルA型以降変わらずの目測でありました。

このDⅡモデルでいよいよ目測からレンズのピントリングと距離計が連動する連動距離計を搭載したカメラになったライカ節目のモデルです。

この当時 ライカ一台家一軒 と言われたように、今では考えられないような高額カメラであったようです。
【1939年11月当時の価格はエルマー付き820円、ズマール付き1200円で、これは当時東京で土地付き一軒家が充分に購入できる価格であり…】(Wikipediaより抜粋)


入手したものは決してベストコンディションの外観ではありませんが、ブラックペイントのスレによる地肌の見え方などはいかにも時代を感じさせて好感を持てる程度で、あまりやつれた感じはありません。入手はボディのみです。
シリアルナンバーが9万5千番台なので、発売年の1932年生まれということになります。今年で86年目ですね。

機械式カメラは凄い!生まれたままのオリジナル状態でれっきとした現役カメラですもの。
今時のデジカメではこうはいきません、電化製品のようなものですから。

手持ちのエルマー50㎜を付けて撮影。バルナックライカにはやっぱり沈胴のエルマーが似合います。
贅沢を言えばボディと同じ年代のニッケルメッキであればもっとカッコ良いかなと思いますが生憎手持ちが……

整備済みの個体なのですこぶる調子が良いです。


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古いブラックペイントボディにありがちな象嵌文字部分のにじみ。これは残念ではありますが、後塗りのないオリジナルペイント状態だと思えば我慢ガマンです。シリアルNo.95639(1932年後半の製品)
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宋胡録(スンコロク) 柿香合

蓋のツマミ部分が柿の蔕に似ているということから 桃山時代頃から南蛮貿易で招来され
茶人の間で柿香合と呼ばれてきたものです。
タイのスワンカロク地方から運ばれたのでスンコロクと呼ばれるようになったと聞いています。
(本来は南国フルーツ マンゴスチンの実を象ったものだそうですが)

江戸時代の形物香合番付では 西の最上段前頭6枚目に「宋胡録・柿」とあり珍重されたようですね。

本品は直径34㎜高さ30㎜と小さい作品です。柿香合としては最小クラスでしょう。
絵柄も曲線を活かした柔らかな変化があり 身と蓋の絵柄もキッチリと合って大変可愛い器です。

いつ頃日本に招来されたかは判りませんが、仕覆を仕立て 作りの良い二重箱に納められていることや肌の艶やかな状態からも お茶人が愛玩されていたものではないでしょうか。
仕覆と箱の紐の痛みからも実際に使用されていた様子がうかがえます。

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北魏 釈迦坐仏

2018年になり、なんとなく始めたこのブログも三年目に入りました。
ここまできたら新しい元号になるまで続けてみましょうか。

石灰岩(多分)に刻まれた釈迦坐像です。といっても全面に降り物が厚く付着して石の表面はみえません。
坐仏本体のサイズは 高さは39㎝、幅は24㎝です。
重いですね、良い石ほど重いらしいですが、ともかく重いです。

横から見ると彫りが深いことがわかります。
仮に北魏時代としましたが、正確なことは判りません。

厚い降り物のため細部の表情までは見えませんが大変柔和なお顔です。
飛鳥や白鳳仏にも通じる感じがします。

台座には博山炉に手をかけた2頭の獅子が刻まれます。

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同時代と考えられる石製坐仏の土台部分に刻まれた獅子を探してみました。
獅子の顔の向きや、仕草など違いはあるものの、博山炉を挟んで2頭の獅子を刻んだ形式が多いようです。

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300年ほど遡ると思われるガンダーラ仏とマトゥラー仏
同じように獅子の台座を持っています。

ガンダーラ仏はギリシャの面影が残っていますね。
同じインドで同時代のマトゥラー仏はもうインド様式に変わっています。

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