オリンパス ペンF

ペンF(1963年5月発売) - 世界初のハーフ判一眼レフカメラ。

ハーフ判のオリンパスペンが空前といっても良いほどの大ヒット商品となってから、ハーフ判のレンズ交換ができる一眼レフが出来ないかということから始まったペンFシリーズの初代モデルです。
一般的な一眼レフの特徴であるカメラ頂部にペンタプリズムの突起が無く、レンズの中心が右側にオフセットされています。
ミラーが上に跳ね上がる方式から横に開閉する方式を開発したことでこのユニークなデザインが生まれました。

ペンFはその後オリンパスらしい本格的なシステムカメラとして発展していきます。
初代で特徴的なのは花文字といわれているレンズ右のデザインされた【F】でしょう。
このFのロゴも設計者の米谷さんのデザインだそうです。

次のモデルからはここにはセルフタイマーレバーがつくために花文字は初代のみとなります。

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初代のフィルム巻き上げはレバーを2回引き起こすことが必要です。
流石にこれは不便で、次のモデルのFTでは1回巻き上げに改良されています。

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花文字の【F】

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シャッタースピードダイヤル Bから1/500

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ペン・シリーズの設計者・米谷美久さんはペンからXAまでの設計に携わられたオリンパスのまさにレジェンドといえる設計家です。

米谷は、ハーフ判の画面が縦長になることからフランジバックを短くできるように、通常は上に跳ね上げるミラーを横に開閉する形式の設計を考え、それに合わせてペンタプリズムを使わずポロプリズムで画像を導くファインダーを導入する着想を得た(Wikipediaから要約)

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ミラーアップの状態

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米谷さんは若い頃から実家にあったライカⅢfを使っていたそうです。
当時の公務員の平均月収が7千円でⅢfは19万円だったそうですから、現在の感覚だと500万円を超えるカメラということになりますね。

バルナックライカは米谷さんのカメラ設計の基準になっていったのではないでしょうか。
ペンFもその後のフルサイズ一眼レフのM-1もサイズやシンプルな無駄のないデザイン性は通ずるものがあるように感じます。(勿論レンジファインダーと一眼レフですから機構は別物ですが)

上段 ライカ / DⅡ Ⅲf
下段 オリンパス/ M-1 ペンF

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右から DⅡ Ⅲf ペンF M-1

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