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唐 加彩婦人俑

像高さ=39㎝(台座別)

婦人俑1

中国では権力者や貴族たちは死ぬと、殉葬として召し使いたちや、馬や馬車なども一緒に墓に埋めた時代がありました。(これは中国に限ったことではありませんが)

人形(ひとがた)の俑、あるいは道具類や動物などの明器を副葬品として埋葬するようになったのは中国では漢時代(BC 2~AD3世紀)から唐時代(7~9世紀)にかけてだそうです。

初唐頃の俑は男女共すらりとした細身の姿をしていますが、盛唐期(8世紀)以降になると美人の基準が変化してこのような豊満な姿になってきます。この姿は代表的な唐美人だったのですね。

唐文化の影響が強かった日本の天平時代では、正倉院に伝わる鳥毛立女屏風樹下美人図や、薬師寺に伝わる吉祥天像などはこれらに通ずるような姿で唐の影響がみられる典型的なものといえるのではないでしょうか。

陶俑は技術的には緑釉や三彩など上釉をかけたものと、赤みのある土で形を作り、その上に白泥を塗って頭の毛には黒、唇や頬には赤い顔料を、衣は緑など彩色した「加彩」といわれる二つの様式があります。

加彩の俑は上釉を掛けて焼かれたものよりもはるかに柔らかな印象となり、唐美人にはふさわしいかもしれませんね。

婦人俑2
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