2015/10/18
備前小徳利
備前研究第一人者の桂又三郎先生の箱には、献上小徳利(箱表)・江戸初期之作とあります。類品少なく珍品也ともありますが、こんな小さなものをなにに使用したのでしょうか。
振り出しだろう(金平糖がこの口に入らないし入っても振り出すのは大変でしょう。)という人もいました。
店主は大きなものを作る前の試作品だとも言っていましたが。30年経った今でもこれには納得していません。
桂先生の箱が欲しいから手に入れたというのもありますが、小品ですが姿が良く楽しめる品です。



高台は糸切となっています。

桂又三郎の箱書きです。


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