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古伊万里花籠手髭皿

元禄時代頃の製作になる上手の染錦花籠手の髭皿です。

皿の下部を半円状に成形しています。その部分をあごに当てて、上部の2つ穴にひもを通し首から吊るして髭の手入れをするのに使用した言われていますが、実際のところはどうでしょうか。「髭皿」と呼ばれています。オランダの理髪店の目印とか、看板の形とも言われますが。

あごを当てる部分の金彩と、見込花籠部分の金彩が若干薄くなっているところを見ると実際に髭皿として使用されたと思われますが状態は良好です。

髭皿はたくさん残されていますが、これほどの精作はあまりみかけません。見込の花籠図の描き込みも見事です、面白いことに花活けの取っ手の下左右に西洋人の顔が描かれています、遊び心か注文品なのか。こんな花籠図はこれ以外には知りません。

縁の三方割絵に黒の釉薬が使用されています。この時代の古伊万里で黒の釉薬が使われているというのも大変珍しいと思います。

裏絵はこの手のお約束みたいな梅の折れ枝文様ですが丁寧に描かれています。高台の◯✖️も上手のものに多いといわれますが髭皿では多くはないでしょう。

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