2016/01/11
冬なのに 秋と春の同居
今年の冬の暖かさを実感する光景が身近にありました。家の前の山法師が紅葉したままで落葉しません、このまま春まで行きそうです。その山法師の下には外来種で、春から秋にかけて咲くはずのオッタチカタバミの花が黄色い花を咲かせています。
クローバーのような三つ葉です。在来種のカタバミより背が高いです。

在来のカタバミより少し大きめの花。

千葉県立美術館で香取神宮の名宝展示がありましたのでポートタワーで昼食がてらその後、国宝《海獣葡萄鏡》を見に行きました。美術館の庭では満開の椿と梅。ここでも季節が狂っています。


7-8分咲きの梅、建物の奥に飛び出しているのはポートタワーです。


ポートタワー125mのレストランでカレーの昼食。(千葉県民で65歳以上はポートタワー入塔料1000円が無料、県立美術館も入館料800円が無料です)

大型の貨物船がタグボートに引かれて入港、この位置から300mほど先の車のストックヤードへ接岸まで30分くらいかかっていました。

この位置で2隻のタグボートに押し引かれながら航路の中で180度方向転換。

方向転換がほぼ終了。

ようやく接岸です。

千葉県立美術館 香取神宮の名宝展示室

国宝 海獣葡萄鏡 直径29.5㎜ 彫りの深い素晴らしい存在感でした。正倉院御物及び愛媛県の大山祇神社の神鏡と合わせて『日本三銘鏡』と称されるそうです。
隣に阿吽(あうん)一対の古瀬戸の狛犬が展示されていました。これは焼物好きには堪らない名品です。厚く掛かった釉の状態も素晴しく、何より18センチに満たない細身でキリッとした造形は思わず息を飲みます。重要文化財だそうです、得した気分です。(阿形は昭和51年発行の250円通常切手の図案に使用されている)

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