2016/10/23
古伊万里色絵 蓋茶碗 5客揃い
大振りの色絵の蓋茶碗です。 5客とも無傷で使用傷も殆どありません。この手のものは町衆の富裕層が祝いの膳にでも使用したものでしょうから殆どは箱の中で過ごしたのでしょう。
実と蓋の文様が内外共全く同じです。
たっぷりとした姿と丁寧な書き込みから見ると18世紀後半くらいの時代はあるのかもしれません。
定型的な文様ではありますが、地紋で埋めるこの手のものは手間はかかりますね。
料理には不案内ですが、飯茶碗ではないのでしょう。蓋付の向付みたいなものでしょうか。




お約束の「富貴長春」を5枚並べてみました。
描き手は何人でしょうか。(私には三人と見えますが)








葉の部分にはハレーションが綺麗に出ています。



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