2016/12/25
サントリーホール クリスマスガラコンサート
バッハコレギウムジャパン(BCJ)は 一度は聴いてみたいと思っていたので 今年のサントリーホールクリスマスガラコンサートに行ってきました。実は ここ数年パイプオルガンを聴く事に少々はまっていまして、今回も副題がクリスマスオルガンコンサートウイズBCJとなっている事がチケット取得の動機でもあったのですが。
BCJの18人のメンバーによる合唱の素晴らしさはまさに感動でした。
こんなに綺麗なコーラスは これまで聴いた事がありません。大変ナチュラルな響きを持つグループで、鈴木雅明さん率いるBCJが世界的にも高評価を得ているのも最もだと実感したところです。
昨日のコンサートではプログラム構成もあって サントリーホールの音響バランスの良さも改めて堪能しました。
BCJのコーラスだけに絞るなら、もう少し長めの残響が良いのかもしれませんが フル編成のオーケストラまでを考慮したベストバランスなんだろうという事がよくわかりました。
ナチュラルトランペット1本のオープニングファンファーレやパイプオルガンとバイオリンのデュオ(この組合せは新鮮な驚きでした) またソプラノ、カウンターテナー、テノール、バリトン4人のキャロル独唱でも 適度な残響を伴って大変に良くホール全体に響いていました。
ソプラノのレイチェルニコルズさんは特に良かったですね。
サントリーホールは来年の2月から改修工事が始まるそうです。音響面でも更に磨きがかかるでしょう。
パイプオルガンも整備されるでしょうから、ますます楽しみです。
明日は東京オペラシティで第九を聴きます。シューボックスタイプのホールは初めてです。
どんな響きなのか興味津々です。

ホール前のカラヤン広場のツリーデコレーション。パンフレットの絵と一緒ですね。

二部迄の幕間に写真を撮らせてもらいました。

二部のキリスト誕生の寸劇(BJC楽員による)セットが終わっています。


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